スーパースタイリッシュJRPG”ペルソナ5″が面白い




今回PS Storeで初めて予約購入してみました。
前日くらいからPS4のホーム画面にはアイコンが置かれて、「あと何時間」とカウントダウンが始まります。それがゼロになる=発売日の0時を回るとすぐに起動することが出来ました。ちょっと「スゲー!」と思ってしまいました。今後も一早くプレイしたいPS4タイトルは予約しようと思います。

大人になっても遊びたい学園ジュブナイルRPG

今や派生元の女神転生シリーズに代わり、アトラスブランドのフラッグシップタイトルと言っても過言ではないペルソナシリーズ。その最新作が満を持して登場したわけですが、発売前のプロモーション攻勢を見ても作り手の気合や自信が見て取れます。

そんなペルソナシリーズも初代の"女神異聞録"から数えて20年の節目だそうです。私は1作目からプレイしておりまして、当時は主人公達と同世代だったのに、気が付けばダブルスコアでこちらが年上になってしまいました。ペルソナには子供vs大人のようなテーマも少なからずあると思っているのですが、昔は「悪い大人なんてやっつけるぜ!」と主人公側に思っていたのが、今では「大人には大人の事情があるんだよな…わかるわかる」と大人側に感情移入することもあったりと、色々な楽しみ方ができる懐の深い作品だなと感心させられます。それにしても歳取ったなぁ…。

このシリーズはプレイしたあとの余韻も凄いんですよね。そもそも「ペルソナ」という言葉自体が心理学的、哲学的な言葉ですけども、このゲームに出て来る人達は敵味方問わず大抵何かしらの心の問題を抱えていて、それが妙に生々しかったりするので、とても考えさせられてしまうことが多いのです。結末が単なるハッピーエンドではなかったりっていうのもね…。

大人になっても遊びたいというか、大人になったからこそ遊びたいという方が正しいかも知れません。

極限までカッコよさを追求する姿勢や良し

たとえちょっと目が疲れてもいいじゃない!多少見辛くてもいいじゃない!とアトラスの偉い人が言ったかどうかは定かではありませんが(たぶん言ってない)とことん見た目のカッコよさ、スタイリッシュさを追求しているように思えます。

イメージカラーはP3が青、P4が黄色ときてP5は赤ですね。P4の黄色もけっこう慣れるまでは目にキツかったですがP5の赤はそれ以上にガッツンガッツン来ます。けれどもそこで遠慮せずに突き抜けた結果、とてつもなくカッコイイものが出来上がってしまったようです。

画面の遷移というかマップの切替とか、メニュー画面で項目選んだりとか、果てはお店での買い物ですら背景がグリグリ動きます。落ち着きはまったくない代わりにとにかく何だかカッコよく感じます。

バトルにおいてはP3から総攻撃が導入されまして、もちろん本作にもあるのですが、本作では総攻撃でトドメを指すと専用カットインが入ってのフィニッシュとなり、これもまた超クール。無駄に狙いがちです。

それ以外にもこっちが恥ずかしくなるくらいのスタイリッシュ演出とか凝りに凝ったUIが多いのですが、無理してるな~、滑ってるな~、嫌味だな~という感じがまったくしないのは、特にP3以降の路線に変わってからの10年間、ブレることなく一貫して見た目のカッコよさを追求して来たからプレーヤーもすんなり受け入れられるというか、「ペルソナはそういうゲームだからじゃんじゃんやってくれていいぞ!」という信頼があるからかな?と個人的には思っております。

P4(G)に比べるとやや重、ややダークかも?

おそらくVITAのP4Gから入門したという方も多くいらっしゃると思います。P4Gって稲羽市で起きている事件は決して軽くはないのに、全体としてはあまり暗いイメージはありませんよね。それはイメージカラーが黄色だからというのもあるでしょうし、キャラクター同士の掛け合いがとても軽妙でテンポが良いからというのもあるでしょう。一方のP5は赤と黒が全面に出てくるのでかなりダークな感じに仕上がっている上に、序盤から割とストーリーがアレです。全体的なトーンとしてはP4よりもP3に近いのではないかと思います。P1ほどホラーチックではないですが(パンドラ怖すぎだろ…)

だからと言って雰囲気がメチャ暗いというわけではないのでP4(G)から入った方でも問題なく楽しめるとは思います。
その他にも敵キャラクターがお馴染みの悪魔達だったり会話システムや初代にあった魔法が復活していたりと、旧作が好きだった方には懐かしい要素が多いのも特徴ですので、異聞録~罪罰以来ペルソナを離れていたような方にもオススメできるのではないかと思います。

BGMに関してもP4(G)よりも若干抑えた感じのものが多い印象です。それでも要所ではきちんと盛り上げてくれますのでご心配なく。バトル曲も3のベイベベイベはあまり好きじゃなく、4はちょっと元気良すぎたと思っている私には、5は静かすぎずうるさすぎず丁度良いです。

痒いところに手が届く

私が感心したのは街の探索パートです。

コープ(P3やP4で言うところのコミュ)対象キャラが居る場合、マップにカードのシンボルが表示されて教えてくれたりとか、パーティメンバー以外からもチャットでガンガンお誘いが来るので、こちらから探しに行く手間はだいぶ軽減されています。

また買い物や人間力上げでお世話になる街中の施設に関しては、一度訪れるとショートカット出来るようになるのがとても有難かったです。これに関しては「移動面倒だからここまで飛んで来れたらいいのになぁ…」と思って店に入ったら実際にその通りになって笑っちゃったんですよね。心読まれたかと思いました。よくユーザーの声を研究していると思います。

JRPGの正しい進化形

JRPGとは本来あまり良い意味としては使われませんが。

「JRPG」とは - 日本産 RPG (Japanese RPG)の略称。特にコンソールスタイルのゲームを指す。 海外で使われているゲーム用語だが、近年は日本でも広まりつつある。 JRP...

"コマンド選択式の戦闘システム、一本道のストーリー展開、自由度の低さ、冗長なカットシーン(ムービーシーン)"…おう、全部あるな!
けれども古臭いクラシカルスタイルも極めるとここまで凄いものが出来るんだということを見せつけてくれます。箱庭ゲーとかFPSばかりでJRPGなんてずっと遊んでないぜ、という方にも是非とも触って頂きたいと思えるタイトルです。古くて新しい国産RPG、いいですよ。

オススメ度:★★★★

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